from 島原さんからのバトン
プティット 宮野 俊郎さん
子どもだけでなく、親も一緒に成長していける保育所でありたい
昨年の7月に、岡山市は東古松にオープンした一時預かり保育所「プティット」!
園長の宮野 俊郎さんは、根っからの子ども大好き人間。ご自身3人の子どもさんがおられ、「子どもと触れていて、こんなに楽しいことはない」と語っている。
また福祉の分野にも非常に関心を持っており、終始熱いお話を語ってくれていた。取材に行った筆者も思わず熱く語り返していたのだった。
保育所を運営する宮野さんの想いは真剣そのものであった。もちろんどのような職種においても真剣でなければならないが、宮野さんの場合はそこに確固たる信念を持っている。保育をして行く上で、「子どもにだけ目を向けるのではなく、その親にも目を向け共に歩んでいく」、そして「子どもが大好きで、自分にはこれしかないのだ」という強い想い、この二つの信念が現在の「プティット」を形作っている。
宮野さんには3人の子どもさんがいるが、その子育ての楽しさや大変さなど、さまざまな体験をしてきたようだ。また、まだ学生であったころ、言語療法といったものに触れる機会があり、そこから福祉における関心も高まり、現在でも当時からその分野のネットワークは続いているとのこと。筆者自身も幼児期より難聴があったのだが、宮野さんは私のこれまでの生い立ちを熱心に聞かれていた。

保育所内では、元気な子どもたちがたくさん目に入ってくる。笑い声や泣き声など、子どもならではの世界が、ここでは生き生きとしている。現在およそ20名のスタッフが保育所で子どもたちのお世話をしており、一時預かりの体制がしっかりとしていることが分かる。
保育所をオープンして以来、『園児数はどれくらい?』とよく聞かれることが多いという。宮野さんは「問題は園児の数ではなく、一人一人の園児にどれだけサポートしてあげられるかが重要」であると笑顔で語られていた。もちろんそこには園児の親のことも十分に含まれた想いだろう。何でも数字で良し悪しを決めようとする社会において、決してそうではない重要性を宮野さんは教えてくれる。そんな宮野さん、「まだまだスタッフの方から学ぶことも多い」と常にスタッフにも耳を傾け、少しでも保育所内をよくして行こうとする姿が見えてくる。
保育所内では0歳児から一時預かりに対応するため専用のベッドが用意されている。最近では乳幼児の突然死のケースが増えているため、ここではSIDS(乳幼児突然死症候群)を防止するために専用の装置が取り付けられている。なんでも万が一乳幼児の呼吸が停止した場合、この装置が知らせてくれるようになっているとのこと。乳幼児に対する万全の準備と対策がなされていることが分かる。
また宮野さんはスタッフにも気を使っており、少しでも身体的負担を減らせるよう工夫をしている。たとえば入浴場ではスタッフが中腰にならなくて済むようにバスユニットを高く設定しており、まっすぐな姿勢で子どもたちの入浴ができるようにしている。
またスタッフの意見も積極的に取り入れており、みんなで良くして行こうとする想いがよく伝わってくる。
オープンして1年と少し、宮野さんの保育所にかける想いはまだまだ続く!!


施設名:プティット





