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全盲の柔道家 長船 貢さん(32歳)

全盲、でも柔道が好き!

盲目柔道家 長船 貢さんの写真 2006年初頭より、岡山武道館へひとりの全盲柔道家が稽古へ参加するようになった。岡山県立岡山盲学校の教員を務める長船 貢さんその人だ。
稽古へ参加していた当初はまだ無段であったが、毎週欠かさずに稽古へ参加していた長船さん、先日の昇段試験にて念願の初段に見事合格を果たした。
合格後も飽くことなく更なる向上を目指すため稽古を定期的に続けている。そんな長船さんを紹介していきたい。

昇段試験時の様子1 出身は福岡で、福岡といえば柔道が盛んなところで有名だ。盲目の人たちにも柔道をやる機会が多かったようで、長船さんも高校時代に柔道を始めたとのこと。卒業後は就職を経て教員の道へ進むことを決意、浪人時代を送った後「筑波大学理療科教員養成施設」へ進学を果たし、現在の岡山県立岡山盲学校の教員として活躍されている。
高校卒業から教員になるまでの間は柔道をやる機会がなかったが、同じ教員仲間が柔道をしているということがきっかけで柔道を再開することとなった。長船さん曰く「それは運命的な出会い」だったとか!それ以来同じ教員仲間と「岡山武道館」にて長船さんは毎週欠かすことなく稽古に参加するようになっている。稽古へ参加している他の方たちともすっかり仲良くなっており、打ち込みや乱取りの相手として日々切磋琢磨している。
これからますます強くなっていくであろう長船さんが楽しみだ!

昇段試験時の様子1昇段試験時の長船さん、つり手と引き手をしっかりと持ち、きれいな組み手となっていることが分かる。

対戦相手の動きに合わせ自分も動いていく姿はとても全盲とは思えないものだ。また何よりも印象的だったのは、どんな状況でも審判の「待て」がかかるまで、決して攻めることを諦めない長船さんの姿だ。寝技ではこれまでの稽古における基本がしっかりと身についているようで、きちんと相手を押さえ込んでいた。

そして、長船さんはこの一回目の昇段試験で見事に合格を果たし、全盲でも充分に柔道ができ、黒帯が取れることを証明してみせた。
2007年1月には正式に「講道館」から認定された黒帯の長船さんが誕生する。

昇段試験時の様子2 昇段試験時の様子3 昇段試験時の様子4
組み手の場面 体さばきの場面 寝技の場面

現在岡山武道館では毎週火曜日・木曜日・金曜日・土曜日と一般練習が午後6:30〜8:00まで行われている。小学生から社会人まで自己啓発による参加が基本的なスタイルとなっており、ここで社会人になってから柔道を始めて黒帯を取得される方もいる。

長船さんは、だいたい毎週火曜日と木曜日に稽古へ参加されている。木曜日は高校生が出稽古にやって来ることもあり、活発な練習日となることがある。

柔道に興味・関心がある方など、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがであろうか!

データ

岡山武道館 柔道 有志サイトの画像岡山武道館 一般稽古では有志によるサイトが公開されており、ここで稽古スケジュールなどを把握できるようになっている。

URL:http://okayama-judo.com/

尚このサイトと岡山武道館とは何ら関係がないので注意してください。










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