人と人をつなぐおかやまオンラインポータルサイト ガンバルおかやま人を掲載。おかやまの隠れた魅力をみなさんへお届けします。

トップ  >  おかやまバトン  >  精神保健福祉士・社会福祉士 キタルファ 熊谷 英実さん

[<   精神保健福祉士・社会福祉士 キタルファ 熊谷 英実さん カイロプラクティック ヨコヤマ 横山 由孝さん ワインのやまもと 山本 和志さん 吉備土手下麦酒 麦酒翁 永原 敬さん 野菜食堂こやま 小山 月枝さん パンののはら おはようナーム 戸板 保江さん 古布とお細工物の店 まねきねこ | 藤原 満津枝さん   >]

精神保健福祉士・社会福祉士 キタルファ 熊谷 英実さん

地域におけるソーシャルワーカーを目指して!

精神保健福祉士・社会福祉士 キタルファ 熊谷 英実さん

倉敷市は新倉敷駅前にて「精神保健福祉士・社会福祉士・心理士事務所 Life Consider Center Kitalpha キタルファ」がある。事務所は二階にあり、階段を上がり玄関を入ると、ソーシャルワーカー〈精神保健福祉士・社会福祉士〉でありキタルファの所長である熊谷 英実さん(写真右)が、笑顔で出迎えてくれた。事務所内では他にもセラピスト・心理カウンセラーである楠木 郁恵さん(写真左)が取材協力のために訪れてきてくれていた。
キタルファでは、ソーシャルワークの技術を使い、ニート・ひきこもり・不登校・DV(家庭内暴力)・心身障がい者・高齢者などによる生活のしづらさに対し、支援することを目的とした福祉相談事務所として2004年の12月18日にスタートしている。現在では在籍スタッフも充実しており、チームによる連携も可能にしている。。
...

友達の話を聞くのが好きだった!

 

学生の頃はとにかく友達の話し聞くことが好きだった熊谷さんは、必然的に友達の悩みも聞くことが多かったとか。しかし、あるときそのアドバイスが原因で友情が壊れた過去もあり、それを機会に心理系の学問の道を目指すことを決めたとか。
当時は心理学と言えば、まだまだ社会的認知度が低く国による制度もなかったで、大学は近接学科である福祉系へと進学し、経営福祉学科を専攻。福祉におけるノウハウをトータルに学んだと言う。
熊谷さん曰く
「喜びを感じる部分は、友達が問題解決をして笑顔が戻ることだと思います。
友情が壊れたことにより、問題を抱えている人を傷つけることなく支えるため、専門的な知識・技術を身につけたいと思い心理系の学問の道を目指すことを決めました。」

ソーシャルワーカーとして不登校児や引きこもりの方たちの相談業務に従事!

卒業後は精神科ソーシャルワーカーとして病院や学校へ勤務すること3年、そんな中で更に自分を高めるために「精神保健福祉士」や「社会福祉士」などの資格を取得した。仕事に就いた当時から主に不登校児や引きこもりなどの子どもに携わることが多かったとか。筆者自身、そのような子どもを相手にどのような関わり方をするのか聞いてみたところ、まずはその子どもの周囲の環境を変えることからはじめると言う。どのようにすれば対象となる子どもが登校しやすい環境、部屋から出やすい環境なるかを相談業務として携わるとか。無理に登校させたり部屋から出そうとするのは、やはり返って逆効果だとか。とにかく長い目で根気強く関わることが求められる世界なのだと思わずにはいられない。

?支援方法?参考資料!

  • ソーシャルワーカーは、問題を抱えている対象者の置かれている環境について焦点を当てて支援をする。
  • 当事者の気持ち・意見を尊重する。また、当事者と一緒に問題解決を図る。
  • 学校・家族・地域住民の立場で意見するのではなく、悩みを抱えた子どもの味方になって話を聴く。
  • 当事者が望めば専門家として直接気持ちを伝えづらい人に子どもの気持ちを分かってもらえるように働きかける。
  • 当事者が物事を選択し決定できるように支援する。
  • 必要な情報(制度・サービス)を紹介する。

不登校ひきこもり、非行に関する相談は、大学生の頃から行っていたとのこと。

何よりも予防が重要!

こういった対象となる子どもの男女比率を伺ったところ、男:女=8:2ぐらいだそうで、圧倒的に男子が多いとか。この結果の背景にはどのような原因が潜んでいるのだろうか。
キタルファを設立する以前までは、上記のような業務を携わっていたわけだが、勤務における内容は非常に多忙を極めていたらしい。病院に学校と一日・一週間とローテーションのように周り、自分ひとりでの活動に限界を感じていたとのこと。またこのような事象において、何よりもまずは予防することが重要なのではないかと思い始めたことが、キタルファを設立する動機のひとつだったとか。現在では毎月定期的に「不登校親の会」といったカンファレンスなどを開催しており、積極的に活動を展開している。

 

もちろん予防の観点も大切なのですが、現在問題を抱えている人への支援も大切であると考えます(同じくらい)。

?開設経緯?参考

熊谷は県外の福祉大学を卒業後、精神保健福祉士、社会福祉士などの国家資格を取得。精神病院の精神科ソーシャルワーカーとして来談者の生活相談を受け、個々にあった福祉制度や各種サービス提供の活動を行う。その中で、ニートやひきこもり、不登校など福祉・医療法制では充分な対応ができない生活問題があることに気付き、新たな支援機関の開発、民間機関との連携などが行える独立精神保健福祉士・社会福祉士事務所を開設するに至る。
独立型の精神保健福祉士・社会福祉士(ソーシャルワーカー)は施設常駐型に比べ、第三者的立場をとるため、より皆さまの立場に立った個別支援を目指すことができる。

今後は企業にもソーシャルワーカーを!

現代社会における人々の心の病は、もちろん健常者である私たちにも潜んでいるのかも知れない。
熊谷さんは、そんな社会に対し、今後は企業にもソーシャルワーカーの存在、そしてその重要性をアピールしていきたいとか。実際に大企業では既に専門のソーシャルワーカーが配置されているとのことで、中小企業といったところに対しても、配置そして相談業務ができるようにしていきたいと、その必要性を力強く語られていた。
もちろんこれまで通り、不登校や引きこもりといった対象の方たちに対しても継続的に相談業務は携わって行くという。そのためにも現在キタルファでは数多くのスタッフが在籍していることは先に述べたが、この日集まってくれていたお二人もスタッフとして活躍されている。

熊谷さんは現状の社会に対し

「心の病だけではなく、職場での対人関係・環境などの悩みも対象に含まれ。現代社会に生きる人々の多くは、このような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?ソーシャルワーカーは、当事者のストレスケアをはじめ、よりよい環境作りを促進するように働きかけます。」と語られている。

活動地域の拡大、そしてNPOの設立!

現在は主に倉敷が活動地域になっているが、今後は企業へ、そして認知度の低いソーシャルワーク活動の啓発を行い、その有効性を伝え、問題を抱えている人への支援を展開していくにあたり、倉敷以外の地域にもその活動の幅を広げて行きたいと語る熊谷さんは、積極的に岡山市などへ出向き、その基盤となる舞台を整えつつあるようだ。また「私たちの活動は一般企業と違い、福祉分野での活動なのでアピール・信頼を得ていきたい」と語られていた。

福祉における対話!

さて取材時には筆者を交え4人でテーブルを囲いながら、いろいろ現在の福祉について対話をしていました!筆者自身が以前は福祉関係の仕事に従事していた経験もあり、その辺は共通の話題となる部分が多分にあった。

そもそも「福祉」とは何?この話題からして非常に有意義に議論が白熱した。学校の先生がそもそもこういった福祉における制度を知らない・最終的には社会における経済発展・引きこもりとニートは決してイコールでは結びつかない。
熊谷さん曰く、「福祉と経済は切っても切れない関係にある〈福祉制度の始まりはエリザベス救貧法であるといわれている〉が、自立支援の目的が経済発展ではないと考えています。やはり福祉の目指すところは、権利擁護だと思います。社会・経済・地域状況の移り変わりが激しい中、社会的に弱い立場に置かれる人々の類も同時に変わってきていると思います。
これらのことを踏まえ、私たちキタルファが目指すところは、社会の変動に沿った支援・援助・必要な制度サービスの開拓です。」と語る。

福祉の自立支援の考えは、そして日本における福祉の現状は、世界を見渡すとまだまだ改善の余地はあるようだ。
詳細においては掲載すると、果てしなく長くなること間違いなしなので、割愛させていただく!

所長の熊谷さんをはじめスタッフ全員による「キタルファ」の今後が、どのような社会的ニーズを満たして行くことができるのか楽しみだ!

 

Life Consider Center Kitalpha

  • 事務所:精神保健福祉士・社会福祉士・心理士事務所 Life Consider Center Kitalpha キタルファ
  • 住所:〒710-0252 倉敷市新倉敷駅前3-73-1 2階
  • TEL&FAX:086-525-2152
  • 業務時間:要TEL確認
  • 担当:熊谷
  • 駐車場:事務所前に有り
  • 定休日:要TEL確認
  • URL:http://www.kitalpha.jp/


アクセスマップ

より大きな地図でおかやまオンラインを表示

[<   精神保健福祉士・社会福祉士 キタルファ 熊谷 英実さん カイロプラクティック ヨコヤマ 横山 由孝さん ワインのやまもと 山本 和志さん 吉備土手下麦酒 麦酒翁 永原 敬さん 野菜食堂こやま 小山 月枝さん パンののはら おはようナーム 戸板 保江さん 古布とお細工物の店 まねきねこ | 藤原 満津枝さん   >]