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百楽塾 景山 詳弘さん

団塊パワーで有休農地(耕作放棄地)をなくし、農業活性化を目指す!

百楽塾 景山 詳弘さん

岡山大学農学部名誉教授の景山詳弘さん、いま有休農地を利用しながら百楽塾といった農業を勉強する会を開講されている。
もともと大学教授を定年退職された後、どこか身近な所で百姓をしようと岡山市田原にて個人で農作業をスタートされていた。
ところが意外にも有休農地、すなわち耕作放棄地の多いことが分かり、このまま放棄させておいてはもったいないと考え、百楽塾を開講することとなった。
百楽塾を開講したところ「団塊世代」の方々を中心に一般の方々約20名が集まり、景山さんの指導を受けながら耕作放棄地は、現在は立派な農作地へと再生されていっている。
景山さん曰く「耕作放棄地はまだまだたくさんあるので、来年に百楽塾を卒業された方々には是非うまく利用していってもらいたい」とのこと。
...

 

[日本は世界一農業をやるには豊かなところ!]

景山さんは、ここ日本を世界一農業をやるには豊かなところであると力説されている。また今後も日本の土はどんどん豊かになっていき、農業は決して失ってはならぬものであると話されている。現在の日本は食品のほとんどを輸入に頼っており、本来持っている農耕民族としての素晴らしさを失っている。国内自給率は40%以下になっており、今後貿易関連にて問題が起きれば食糧難は避けられないことを指摘されていた。

[自給率40%から自給率80%への挑戦!]

国の「減反政策」や貿易関係にて国内自給率40%以下ということで、景山さんはだったらまずは自分自身が自給率80%を目指すと言われていた。ここから有休農地、耕作放棄地解消に向けた動きがスタートしていきそうな予感が筆者にはした。

 

[百楽塾 有機無農薬野菜を基本に美味しいを追求!]

百楽塾は2006年の7月にスタートし、毎週日曜日の午前と午後にて開講している。前半・後半ではそれぞれ講義と農作業とに分かれており、そのときの天候などにより調整されている。開講回数はだいたい30回あり、今年の第一期生は来年の春に卒業を迎えることとなる。その後第二期生の募集を開始する予定でいるとのこと。

この日は午前中に講義が行われ、「園芸作物の生産と利用の歴史」という内容であった。筆者も少し講義を受けさせていただいたが、興味深い内容が多々聞くことができた。少し内容を紹介すると、そもそもビタミンや栄養などが言われだしたのは明治以降からで、世界でもこの時期から言われだした。ここで何か言いたいのかと言うと、もともと人はビタミンや栄養で食を取るのではなく、本来持っている食材の美味しさを、本能的に美味しいと思い食を取ることの重要性だ。

景山さんは、料理関係の方にこの食材を入れたら美味しいよ!とアドバイスすることがあるが、もう十分に栄養は入っていますと言われることがあるとか。問題は十分な栄養ではなく、その食材を入れることにより、よりいっそう美味しくいただけるとであり、この辺に疑問を投げかけている。

[農作業]

午後からは農作業に入り、この日は受講者が日頃育てている野菜を中心に生育状況を確かめながら説明が行われていった。筆者も一緒に聞いていたが、ついつい自分も畑を耕し農作業をしたくなる思いに駆られる。普段知ることのない野菜についての説明は新鮮なものであった。ブロッコリーなど「おー、このような形で育っているのか」と実際少し驚き、同時に無知たる自分を恥じる思いでもあった。

 

[桃太郎鍋]

実は百楽塾で採れた野菜が「連塾」にて開催された「桃太郎鍋」に使用されている。当サイトでもコラムで紹介したが、その流れから今回の取材が実現した。

景山さん自身、巨大な桃太郎鍋を調理されていた。勢いよく鍋を混ぜながら、新鮮な無農薬有機野菜が煮込まれていくのが良く分かる。

今回はまだあまり野菜を提供できていないらしく、今後は改良を加えていく中で、ますます提供されていく様子だ!景山さん曰く「これに里芋入れたら、最高に美味しくなるよ」と満面の笑みで言われていた。

 

[百楽山荘]

最後になるが百楽塾を開催しているところには、景山さん自身が設計して建てた「百楽山荘」がある。

なんともこだわりのある建物で、材料はすべて国内産のものを使用とのことで、木材は岡山県の勝田地方のものを使っている。建物の中は木造住宅独特の暖かい雰囲気が出ており、屋根から出ている煙突は室内での暖炉用のものだ。これから寒くなる時期、この暖炉が講義をしている部屋を優しく暖めてくれる。

ちょっとしたロフトも設置されており、孫が遊びにきたときなど、喜んでくれるそうだ。

平日の日中はだいたいここに居られるとのこと。

 

百楽山荘(農場)

  • 百楽山荘(農場)
  • 住所:〒701-1132 岡山市田原1261-1
  • TEL:086-294-1039
  • 担当:景山 詳弘(カゲヤマ ヨシヒロ)


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